ピューピル その1

2 :名も無きAAのようです :2014/12/07(日) 22:45:23 ID:aAegWAFg0













            ガァ……
                        ガァ……


        バサササ……












.

3 :名も無きAAのようです :2014/12/07(日) 22:48:12 ID:aAegWAFg0
/=/ ゚□゚ヽ「門を開けい!!」



  ギギギギギギギ……



/=/ ゚□゚ヽ「……さあ、入られよ」

/ ,' 3


       【/ ,' 3】

   美符忍者衆 棟梁
      荒巻骸爺





 ガア……
             ガァ……



.

4 :名も無きAAのようです :2014/12/07(日) 22:50:49 ID:aAegWAFg0
【宗咲城 天守】


/ ,' 3


 シーーーーーーーーン……



('、`*川「よくぞおいでなさった、荒巻殿」 ザッ……

/ ,' 3「擺に佐須殿に、飛簾 九藤殿か」

(‘_L’)



      【(‘_L’)】

      宗咲 方武神
  東の『飛簾 九藤』 青龍


/ ,' 3「……して、殿はどうされた。出零様も見当たらぬようにござる」

('、`*川「二代目城主のお姿を見ていただきますれば、斯様な疑問は取り払われよう」

/ ,' 3「何……?」


/=/ ゚□゚ヽ          ジャキッ……
  っ━━━∞∞∞⊂

           /=/ ゚□゚ヽ          ジャキッ……
               っ━━━∞∞∞⊂

.

5 :名も無きAAのようです :2014/12/07(日) 22:54:14 ID:aAegWAFg0
/ ,' 3「この荒巻骸爺に武器を向けるか……」

( ‘_L’) チャキッ……!
  ⊂”

( ‘_L’)「動かないでもらおう」
  ⊂

/ ,' 3

( ‘_L’)「美符の忍者は奇妙千万。何をするかわからぬ故」

('、`*川「伊葉殿、さあ、お出でくださいまし」


  ギィ……
            ギィ……



(=゚ω゚)


         【(=゚ω゚)】

    宗咲城 二代目城主
      佐藤 伊葉


.

6 :名も無きAAのようです :2014/12/07(日) 22:57:30 ID:aAegWAFg0
/ ,' 3「……何の冗談か喃」

('、`*川「冗談などではございませぬ。前城主様はご病気により亡くなられ、この伊葉様を主に……」

/ ,' 3「莫迦な……! 聞いてはおらぬぞ……殿がご病気だったなどと!」

('、`*川「それもそのはず。伝えておりませぬ故……」

/ ,' 3「第一、なぜ長男の治夜さまではない……! 伊葉様はまだ年端もいかぬ子供ではないか……!」

('、`*川

/ ,' 3「異様じゃ、……仕えている隠密はどうしている! ……我が美符の衆は!」

( ‘_L’)「……隠密とは、彼らの事ですかな」



  ゴト……



/ ,゚ 3「何……?」


( ゚ζ;,,,  ゴロ……


( ‘_L’)「一、二………、仕えていた美符の忍はこれで全てか?」

/=/ ゚□゚ヽ「ハッ……」

7 :名も無きAAのようです :2014/12/07(日) 23:00:39 ID:aAegWAFg0
/ ,゚ 3「……ご所存を伺いたし、擺に佐須殿」

('、`*川「……何も難しい話ではございませぬ。伊葉様を城主にするにあたって、丹生の忍に協力をしてもらった故」

/ ,゚ 3「丹生と……!」



  │││             │││  シタッ!

  │││             │││

  │││    シタッ!  (;;;;;:鬥;;)

  (;;;;;:鬥;;)              │││

                          │││

                          │││
                             シタッ!
                     (;;;;;:鬥;;)


/ ,゚ 3「……むぅ」

(;;;;;:鬥;;)     チャキ…
  っ┼───

8 :名も無きAAのようです :2014/12/07(日) 23:04:10 ID:aAegWAFg0
('、`*川「隠密は丹生の忍となった故、少々美符の者共は秘密を知りすぎておる」

/ ,゚ 3「……なるほど、呼び出したのはそういう事か」




──────────理解が早くて結構な事だ、荒巻骸爺。


/ ,゚ 3” ドスッ……

/ ,゚ 3 ,,・;’  ガフッ……

( Ф;;;;;,;,,,,)「……美符の忍を日ノ本から滅するが宗咲の願」

/ ,゚ 3「き、貴様……。知っておるぞ……」

( Ф;;;;;,;,,,,)

/ ,゚ 3「丹生忍者……、四忍天王が一人……」

(‘_L’)「……突けィ!!」

≡≡≡≡≡/=/ ゚□゚ヽ          バッ!
         っ━━━∞∞∞⊂

  ≡≡≡≡≡/=/ ゚□゚ヽ          
            っ━━━∞∞∞⊂

9 :名も無きAAのようです :2014/12/07(日) 23:07:37 ID:aAegWAFg0
/ ,゚ 3 ,,・;’  ドスドスドスッ……!! 

/=/ ゚□゚ヽ「……やったか」


/ ,゚ 3    ジャキィ…
 っy=

('、`;川「……ひっ!」

/=/;゚□゚ヽ「ッ!」

≡≡≡/=/;゚□゚ヽ「……擺に佐須殿!」


  パァンッ!!


/=/ ゚□ζ@;’.. ボチュッ!!

((('、`;川 タジ……

( Ф;;;;;,;,,,,)「……流石は美符が忍。頭まで潰さねば死なぬか」 キュイ…
  っ”

/ ,゚ζ@;,,’ バシュゥ!!


 ボトボト……
           ボト……


.

10 :名も無きAAのようです :2014/12/07(日) 23:11:20 ID:aAegWAFg0
('、`;川「おお……、流石は丹生の忍……。手も触れずに頭を削りよると……」

( Ф;;;;;,;,,,,)「まさか、種子島を仕込んでおったとは食えぬ奴よ」

::(;=゚ω゚):: ガクガク

('、`;川「伊葉様……、お見苦しゅうございました。ささ、この擺にめと一緒に……」


   ギィ……
            ギィ……


( ‘_L’)「……伊葉様もかわいそうなお人よ。この年にて城主とは因果かな」

(‘_L’ )

( ‘_L’)「……いつの間にやら消えたか、丹生の忍め。……兵共も動けいッ!」

/=/ ゚□゚ヽ「ハッ……!」


   タッタッタッタッタ……
                 タッタッタッタッタ……


━━━━━━━
━━━

11 :名も無きAAのようです :2014/12/07(日) 23:14:43 ID:aAegWAFg0
【数時間前 美符の里付近 森】


≡≡≡≡≡≡(; ^ω^) シュタタタタタタタ!!

≡≡≡≡≡≡(,,゚Д゚)「遅いッ! 遅いぞ、内藤峰雷忠ッ! 此の儘ではいつ迄経っても一人前にはなれぬわ!」

≡≡≡≡≡≡(; ^ω^)「せ、精一杯ですお!」

≡≡≡≡≡≡(,,゚Д゚)「口答えをするな、青二才ッ!」


   (,,゚Д゚)      バッ!!

  │││  

  │││ 

  │││



(; ^ω^)「あわわ……、なんという高さだお……」 ポカン


                           ヒュンヒュンヒュン!!!
(,,゚Д゚)彡      ─                           ─
  ⊂   ─      ─
                       ─

.

12 :名も無きAAのようです :2014/12/07(日) 23:16:24 ID:aAegWAFg0
(; ゚ω゚)「おわ~~!!」


   スココココココ!!


::(; >ω<)::「ほ、ホンモノじゃないですかお~……」 プルプル



 │││

 │││
         シタッ!
  (,,゚Д゚)


(,,^Д^)「ギコハハ。全部避けきりおったわ!」

(; ´ω`)「避けきれなかったら死んでましたお」

(,,^Д^)「死ぬ気でやるからこそ、意味があると思え」

    ザッ……
          ザッ……

(*゚ー゚)「もう、あんまり無理なことさせないでよ」

(,,゚Д゚)「おお、しぃか」

13 :名も無きAAのようです :2014/12/07(日) 23:20:01 ID:aAegWAFg0
(*゚ー゚)「この子もまだ子供なんだから」

(,,゚Д゚)「子供って、もう十になるだろう」

(*^ー^)「さあ、お腹すいたでしょう。ご飯にしましょ」

(*^ω^)「わあい! ご飯だお~! おむすびだお~!」






       チュンチュン……
                    チチチ……


( )^ω^)” モグモグ

(*゚ー゚)「どう、おいしい?」

( )^ω^)”「おいしいですお!」

(,,゚Д゚)「今日は雲も高くて、いい日だなぁ……」

(*゚ー゚)「そうそう、荒巻の爺様が今しがた出られたみたい」

(,,゚Д゚)「おお、城に呼び出されたとかなんと言っておったわ」

14 :名も無きAAのようです :2014/12/07(日) 23:22:42 ID:aAegWAFg0
(*゚ー゚)「何でしょうね」

(,,゚Д゚)「さあなぁ……」

( )^ω^)” モグモグ

(;,゚Д゚)「あ! 俺の分まで食いやがったな!!」

( )´ω`)”「ごめんなさいお」 モグモグ

(;,゚Д゚)「悪気があるなら食うのをやめるんだ!」

(*^ー^)「いいじゃないの、食べ盛りなんだから」

( )´ω`)” モグモグ


 │││

 │││
         シタッ!
 ξ゚⊿゚)ξ


( )^ω^)”「お!」 モグモグ

(,,゚Д゚)「なんだ、おつん。いま食事中だぞ」

ξ゚⊿゚)ξ「はい、これ」

ξ゚⊿゚)ξ  ペラ…
  っロ

15 :名も無きAAのようです :2014/12/07(日) 23:27:00 ID:aAegWAFg0
(,,゚Д゚)「ああ? なんぞこれ」

(,,゚Д゚) よみよみ
 っロ

(*゚ー゚)「おつんちゃんも、お一つどう?」

ξ゚ー゚)ξ「あら、じゃあ頂いちゃおうかなぁ」

( )^ω^)「おつんちゃんだお! おつんちゃんだお!」

ξ゚ー゚)ξ「しっかり修行してる?」

( )^ω^)「おっおっ。強くなったお!」

ξ゚ー゚)ξ「ほほー、どのくらい?」

( )^ω^)「すごくだお」

ξ゚ー゚)ξ「そらすごい」



(,,゚Д゚)
 っロ

(,,゚Д゚)” ガサゴソ…

16 :名も無きAAのようです :2014/12/07(日) 23:29:42 ID:aAegWAFg0
(,,゚Д゚)「よーし、食い終わったか?」

( )^ω^)”「お?」 モグモグ

(,,゚Д゚)「修行再開だ! 食った分動け!」

( )^ω^)” モグモグ

(,,゚Д゚)  パシ!
○⊂彡

( )^ω^)「あ。おにぎり」



   (,,゚Д゚)      バッ!!

  │││  

  │││ 

  │││


( )´ω`)「ああ! そんな! ちょっと待ってお~~!!」


   バッ!!


.

17 :名も無きAAのようです :2014/12/07(日) 23:33:57 ID:aAegWAFg0
ξ゚⊿゚)ξ「お~……、峰雷忠、いつの間にあんなに高くまで飛べるようになったのかね……」

(*゚ー゚)「……で、どうだったの?」

ξ゚⊿゚)ξ「……爺様の言うとおりだったわ」

(*゚ー゚)「そう……。じゃあやっぱりあの子の目は……」

ξ゚⊿゚)ξ「ええ……」




≡≡≡≡≡≡(; ^ω^) シュタタタタタタタ!!

≡≡≡≡≡≡(; ^ω^)「おにぎり~~~~」   シュタタタタタタタ!!

≡≡≡≡≡≡(,,゚Д゚)「もっと腰を入れィ!! いつまで経っても追いつけぬぞゴルァ!」 シュタタタタタタタ!



━━━━━━
━━━

19 :名も無きAAのようです :2014/12/07(日) 23:40:43 ID:aAegWAFg0
【美符の里】

( ´ω`) Zzz...

(*゚ー゚)「……健やかな寝顔」

(,,゚Д゚)「そうだな」
 っロ

(,,゚Д゚)
 っロ

(,,゚Д゚)「……『瞳に妖宿らせり。見るものに妖を授けん』」
 っロ

(,,゚Д゚)「やはり、この子の親が爆ぜたのは瞳のせいか」

(*゚ー゚)「でも、私達はなんともない」

(,,゚Д゚)「赤子の時のことぞ。自由に力も操れぬ、赤子のな」

( ´ω`) Zzz...

(,,゚Д゚)「……それに、妖の使い方も忘れたろう」

(*゚ー゚)「忘れた方がいいわ……」

20 :名も無きAAのようです :2014/12/07(日) 23:44:56 ID:aAegWAFg0
(,,゚Д゚)「……そうさな」


 リーーーーーーーーーーー……
                  リーーーーーーーーーーーー……


(,,゚Д゚)「……ん?」

(*゚ー゚)” ピク…

(,,゚Д゚)「荒巻の爺さんの気が消えた」

(*゚ー゚)「妙な感じがする」

⊂(,,゚Д゚)つ バッ


    バッ!!
           ミ
   ミ  (,,゚Д゚)  彡
     彡        バッ!!
  バッ!!           


(,,゚Д゚) m スッ…
    β〉

.

21 :名も無きAAのようです :2014/12/07(日) 23:48:42 ID:aAegWAFg0
( ´ω`) Zzz...

( ´ω`)「お……」

( うω`) ムニャムニャ…

( ^ω^)

(^ω^ )

( ^ω^)「魏幸さん……? しぃさん……?」



    シーーーーーーーーーーーーーーン……










━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━

22 :名も無きAAのようです :2014/12/07(日) 23:52:10 ID:aAegWAFg0
【美符の里 大屋敷 屋根上】



 │││

 │││
         シタッ!
  (,,゚Д゚)         │││

              │││  シタッ!

                (゚ー゚*)


ミ,,゚Д゚彡「……来たか、赤夜の魏幸。夜風のしぃよ」



         【(,,゚Д゚)】       【(゚ー゚*)】

         美符・上忍       美符・上忍
       赤夜の魏幸     夜風のしぃ



(,,゚Д゚)「爺様は……」

ミ,,゚Д゚彡「わからぬ、不気味じゃ。まるで靄がかかったかの如く、宗咲からの気配が見えぬ」

(*゚ー゚)「……ならば一度宗咲へ」

( ・-・ )「待たれい。これほど蠢く夜は初めてのこと。用心せねばならぬ」

23 :名も無きAAのようです :2014/12/07(日) 23:54:42 ID:aAegWAFg0

 │││

 │││
         シタッ!
 ξ゚⊿゚)ξ



ミ,,゚Д゚彡「どうじゃ、おつん」

ξ゚⊿゚)ξ「里の周りは何とも……」

ミ,,゚Д゚彡「そうか」

(,,゚Д゚)「やはり、我ら上忍で城まで見てきた方が」

ミ,,゚Д゚彡

ミ,,゚Д゚彡「真はここに残れい。おつんは城の東から、魏幸としぃは西から。少しでも異変を取れば戻って来い」

(,,゚Д゚)「ハッ……」



    シュタッ……!!



━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━

36 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 21:32:21 ID:V9rHaYQg0
【宗咲の森】


 シュピッ……!!

───── ─────── ────────=二,,゚Д゚)
───── ────────=二゚⊿゚)ξ──────=二*゚ー゚)
                      タッ!!
            スピッ!!



───=二,,゚Д゚)「おつん、ここから城にいけッ!」 シュタタタタタ

───=二゚⊿゚)ξ” コクリ


   シュタッ!!



(*゚ー゚)「……何の気配も感じない。風の声も、土の声も」

(,,゚Д゚)「ああ。奇妙だ」


                      バッ!!
───── ─────── ────────=二,,゚Д゚)
          ───── ─────── ───────=二*゚ー゚)


.

37 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 21:36:28 ID:V9rHaYQg0

──=二*゚ー゚)「……!!」


          ザッ……
  /=/ ゚□゚ヽ      ザッ……



──=二,,゚Д゚)「宗咲の兵か……! なぜ美符の里へ向かう……!?」

──=二*゚ー゚)「こんなに武装して、まるで攻め落とすかのよう……」


─=二*゚/;;;, @;/ー゚) バシュッ!!


─=二;,゚Д゚)「!?」



(*゚ζ;;,’            ボチャ……!
     ‰     ベチャベチャ……!!
     , @;/ー゚)


.

38 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 21:40:37 ID:V9rHaYQg0
(;,゚'Д゚)「し、しぃ……!?」


(’e’)「忍だッ!! 放てッ!! 矢を放てッ!!」


   ヒュンヒュンヒュン!!
                        ヒュンヒュンヒュン!!



(;,゚'Д゚)「……クッ!!」

                スカカカカカカカ!!!
(;,゚'Д゚)   ─=二卍
  ⊂彡                         ─=二卍
                    ─=二卍


(;,゚'Д゚),,・;’「!?」 ブシュウ!!
  ⊂@

.

39 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 21:44:17 ID:V9rHaYQg0
(;,゚'Д゚),.,,・;’「グォア……!!」 シュウウウウウウウ!!


(´・_ゝ,,;;;;) スッ……

(;,゚'Д゚),.「……丹生忍者だと?」

⊂(´・_ゝ,,;;;;)つ  バッ!



    バッ!!
           ミ
   ミ  (´・_ゝ,,;;;;) 彡
     彡        バッ!!
  バッ!!           

                                             ピンッ 
          .ヽ              /       ヽ    _,,,,二=│二´
          ヽ            /    .__,,,.. -ー''''("゙´         !   `゙''''ー- ..,,_
             ヽ   . __,,.... -ッ冖'''"゙´       ヽ,       .|         ゛
      _,,,.. -ーーギ´    /              ヽ      !
                ヽ    ./                ヽ     |
              ヽ  ./                    ヽ    !
'"゙´                ヽ/                        ヽ.   !
                ノヽ                       ヽ  .!       ._/
              / ヽ                      ヽ. l     . /
     ピンッ      /   ヽ                    ヽ.|  . /
\,              /     .ヽ                        ゙l /
 \           /       (´・_ゝ,,;;;;)∩ クイッ…       ,/.!ヽ,
   \         ./        ヽ                 /   ! ヽ
''ー- ..,,_\.     /           ヽ                 /     .|  ヽ.
     `゙゙'''''ヘ、..,,./            ヽ          /        .l   ヽ.
"      人, `゙''''ー- ..,,_        ヽ      . /          !    .ヽ.
        /  .\.     ..`゙''''ー- ..,,_   .ヽ    /               !     .ヽ.
     /     \          `゙''''‐ y∠″             l      ヽ
    ./        .\             ,/ヽ  `゙''''ー- ..,,_        !
    /゛            \      . /    ヽ       . ´゙'''ー ..,_. │

40 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 21:49:42 ID:V9rHaYQg0

’,,・(;,゚'Д゚),,’';・;, ブシュウウウウウウウウウウウウウウウ!!!


──────────── 聞いたことがある、処女の髪を縫いて椿油を塗った糸


(´・_ゝ,,;;;;)


──────────── あらゆる物を両断し、その糸を使いたるは日ノ本忍に唯一人……


’,,・(;,゚'Д゚),,’';・;,「逃げろ……、おつん……」


──────────── 丹生忍者、四忍天王が一人……、その名を……


(´・_ゝ,,;;;;)

(´・_ゝ・`)∩” ピンッ……

──────────── その名を……、椿髪の盛岡と……ッ!


’,,・(;,゚'ζ;,,@      ブシャアアアアア!!
        ;,ξД゚)

━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━

41 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 21:53:54 ID:V9rHaYQg0
【宗咲城 天守 二重目 大屋根】

 │││

 │││
         シタッ!
 ξ゚⊿゚)ξ



ξ゚⊿゚)ξ


       【ξ゚⊿゚)ξ】

        美符・上忍
      星明かりのおつん


≡≡≡≡ξ゚⊿゚)ξ   タッタッタッタ……



 リーーーーーー……
                リーーーーーーーーーーー……



ξ゚⊿゚)ξ(静かだ……、美符の隠密の気配もしない……)

ξ-⊿-)ξ m スッ…
        β〉

.

42 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 21:59:03 ID:V9rHaYQg0
ξ-⊿-)ξ m 
        β〉

──────────── 城の中はどうなってる……?

ξ-⊿-)ξ m 
        β〉

──────────── もっと、意識を……、殿はどこへ? 爺さまは……?

ξ-⊿-)ξ m 
        β〉


【 (=゚ω゚) 】


ξ;゚⊿゚)ξ m 「……なっ!?」
        β〉


 シタッ……


ξ;゚⊿゚)ξ「!!」

43 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 22:03:39 ID:V9rHaYQg0
  ────=二 -_-)  ギュンッ!!


ξ;゚⊿゚)ξ「チィ……!!」


  ξ;゚⊿゚)ξ     バッ!!

  │││  

  │││ 


                  シュッ……!
ξ;゚⊿゚)ξ    ─=二卍
  ⊂彡                         ─=二卍



─=二 -_- 二=─   プンッ……


ξ;゚⊿゚)ξ「……消えた!?」

ξ;゚'⊿゚)ξ,,・;’ ゴフッ……

44 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 22:09:45 ID:V9rHaYQg0

  │││ 

  │││    ドサッ……

 ξ;゚'⊿ )ξ


ξ;゚'⊿ )ξ”「グ……、刺されたか……」 ググググ……

ξ;゚'⊿ )ξ ズボッ……
   っ━

(-_-)

ξ;゚'⊿ )ξ「……丹生忍者。なるほど、これで解したわ」



  │││  シタッ……!

  │││            │││ 

 (;;;;;:鬥;;)         │││ 

               │││    シタッ……!

                 (;;;;;:鬥;;)


.

45 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 22:13:41 ID:V9rHaYQg0
ξ;゚'⊿ )ξ(……敵は8人)

ξ;゚'⊿ )ξ” 


───────────閃光弾ッ!!



(-_-)「……!!」


ピューピル 45


(;;;;;:鬥;;)「クッ……!! 目がァ……!」

46 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 22:17:29 ID:V9rHaYQg0


       シュゥゥ……



(;;;;;:鬥;;)「いない……!」

(-_-)「……逃がしたか。血をも残さぬとはな」

(;;;;;:鬥;;)「……疋様!」

(-_-)「放っておけ。あの傷だ、そう遠くには行けまい」








シタッ!


≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ξ;゚'⊿ )ξ 
           シタッ!
  シタッ!!


───────────早く……、早く里に戻って知らせなければ!



━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━

47 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 22:22:39 ID:V9rHaYQg0
【美符の里 大屋敷 屋根上】


ミ,,゚Д゚彡「魏幸としぃの気が消えたか……!」

( ・-・ )「総儀仔殿……」

ミ,,゚Д゚彡「見不……!! 高岡……!!」


  │││  シタッ……!

  │││             │││

  ( ゚д゚ )               │││  シタッ……!

                 从 ゚∀从


( ゚д゚ )「ここに……」

ミ,,゚Д゚彡「美符の衆を連れて出よ……! 今に此処は攻め入られる!」

( ゚д゚ )「……何と」

ミ,,゚Д゚彡「魏幸としぃを討たれている、相手は同じ忍の者かも知れぬ」

从 ゚∀从「相手にとって不足なし……!」

49 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 22:29:32 ID:V9rHaYQg0
ミ,,゚Д゚彡「我らも里の女子供を逃した後に向かおう。征けぃ!!」

( ゚д゚ )「ハッ……!!」



  ( ゚д゚ )     バッ!!

  │││           从 ゚∀从    バッ……!!

  │││               │││
    
                 │││



( ・-・ )「この胸騒ぎ……。宗咲に何が起きていると言うのか……」

ミ,,゚Д゚彡



  │││  ボチャ……

  │││               │││

  ( ゚д@;,,           │││  ベチャ……ッ

                 从 ゚ξ;;,’


ミ,,゚Д゚彡「……ッ」

(;・-・ )「見不……!! 高岡……!!」

50 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 22:35:03 ID:V9rHaYQg0
ミ,,゚Д゚彡「すでにこの里は囲まれているか……!! 結界……、いや……」

ミ,,-Д-彡

ミ,,-Д-彡「里を放棄する……! 出来るだけ多くをこの場から逃がせ、真よ」

ミ,,゚Д゚彡” ザッ……

(;・-・ )「ど、どこへ……!」

ミ,,゚Д゚彡「私が打って出る」


────────────お待ちを……!


ミ,,゚Д゚彡「……!」

 ・ ~ プゥーーン……

(;・-・ )「……蝿。もしや!」


────────────今、この場でそのお体をお懸けになることもありますまい。まずは我らに……ッ


ミ,,゚Д゚彡「殲滅蟲か……!」


━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━

51 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 22:36:30 ID:V9rHaYQg0
【宗咲の森】




   シュビビビビビビビビビビビビ……!!!

 ─────────=二 ;;A;;)

    ─────────=二;;;;;;∀;;;)




 ─=二 ;;A;;)「敵は最強、丹生忍者……」

─=二;;;;;;∀;;;)「だが、我らも最強は同じことよッ!!」


(;;;;;:鬥;;)「忍だ!! 止めろ、止めろーーーー!!」




  (;;;;;:鬥;;)     バッ!!

  │││           (;;;;;:鬥;;)    バッ……!!

  │││               │││
    
                 │││



────────=二;;;;;;;;;;∀・;) ニヤリ


.

52 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 22:40:05 ID:V9rHaYQg0
─=二 ・∀・)っy=━━  バッ!!
     っy=━━


─=二 ・∀・)っy=━━ 「美符が忍術、四の章ッ!! 目に物見せるは、跳弾術ッ!!」
     っy=━━


                        ドゴォ!!
               ノし// 、
─=二 ・∀・)っy=━━⌒ヽ(_ ',        「   『雷』ッ!!!   」
     っy=━━       ノ( ̄ ̄ ̄


                        バゴォ!!
                ノし// 、
─=二  ・∀)っy=━━⌒ヽ(_ ',          「   『弾』ッ!!!   」
                 ノ( ̄ ̄ ̄



(;;;;;:鬥;ζ@;;,,  バシュッ!!

(;;;;;ζ@;;,, 鬥;;)  ボチュッ!!


(;;;;;:鬥;;)「……!!」



  │││ 

  │││   シタッ!!

  ( ・∀・)


─────────────美符の忍、最強十傑……、その名も美符・十忍ッ!!
                               それぞれの妖は、一国の力に値すると言われるものなり!


.

53 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 22:43:41 ID:V9rHaYQg0
( ・∀・)「行けィ!! 毒ッ!!」

─────────────悪漢裁くは、美符・十忍が一人、血飛沫の喪羅ッ!!


           【( ・∀・)】

           美符・十忍
       血飛沫の喪羅


─=二 ;;A゚;)「指笛……!」


                            ピュィーーーーーーーーーーーーーーーーー……
       ─────────=二 ;;A゚;)
                        っ

  ピュィーーーーーーーーーーーーーーーーー……


                       ∴∵∴∵∴;;;,,
                ∵∵∴∵ 
      ─────────=二 ;;A゚;∵∴      ブゥゥゥゥン……
                       ;;;;,,   ,,,...
                   ∵∴∵∵∴∵


                            ∵∴;;;,,     ブゥゥウウウン……!!
                       ∵∴∵  ∵∴∵
                    ∵(◎)∴∵∴∵∴∵∴
      ────────                  ∴∵∴
                    ∵∴∵∵∴             ∵∴∵
                              ∵∴∵


(;;;;;:鬥;;)「何と……!! 虫に化けたのかッ……!!」

(’e’)「ええい、奇っ怪なッ! 矢を放て! 放てィ!!」


────────────────そして、同じく最強・十忍が一人!


.

54 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 22:46:34 ID:V9rHaYQg0

   ヒュンヒュンヒュン!!
                    ヒュンヒュンヒュン!!
            ∴∵∴∵∴∵∴
  ∵∴ 
                            ∵∴;;;,,     ブゥゥウウウン……!!
                       ∵∴∵  ∵∴∵
            ∴∵∴∵∴∵∴
                               ∴∵∴∵∴∵∴


/=/ ゚'□゚ヽ,,;’「ぐ、ぐわあああああああ!!!」 ブシュウ!!

/=/ ゚□゚ヽ「む、虫だ! 虫に囓られおるわッ!!」


        【;;A゚;∵∴】  ブゥゥゥン……

      美符・十忍
        殲滅蟲の毒

──────────────── 殲滅蟲の毒ッ!!



(’e’)「ええいッ!! 腑抜けた奴らめッ! 退けィ!! この宗咲が方武神、北の『聖 星頭』が相手仕るゥッ!!」


        【 (’e’) 】

       宗咲 方武神
      北の『聖 星頭』 玄武



(#’e’)「でぇぃやああああああああああああああああああ!!!」

              ヒュンヒュンヒュン!!
     iヾ、     ―→                       ―→          ―→
(#’e’)っl i}―→                     ―→
     !/'            ―→                 ―→

.

55 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 22:51:29 ID:V9rHaYQg0

                    ∵∴;;;,,     ブゥゥウウウン……!!
                 ∵∴∵  ∵∴∵


(#’e’)「クッ……!当たらぬか、細すぎるわッ!」

/=/ ゚'□゚ヽ,,;’「ウワアアアアアアアアアアアア!!」  ブシュウウウウウウウウウウウ!!

(#’e’)「ええいッ!! 相手が悪いッ!! 退けィ! 退けィ! 後は丹生の忍共に任せるぞ!」


(;;;;;:鬥;;)「チィ……、糞の役にも立たぬ侍共め……!」



   ブゥウウウウウン……!!
                   ブゥウウウウン!!!



(;;;;;:鬥;;)「コイツ、椿髪をも齧り貪るかッ!! ええい、里に入られるッ!」


──────────────喪羅、ここは抜けるぞ。里に入れッ!

( ・∀・)「応ッ!」


───────=二 ・∀・)   シュバッ!!



━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━

56 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 22:54:14 ID:V9rHaYQg0
【美符の里】

(; ^ω^)「魏幸さん、しぃさん……」

(^ω^ ;) キョロキョロ……

(; ^ω^)「どこに行ってしまったんだお……?」

( ^ω^)「……お?」


ξ; ⊿ )ξ ハァ……ハァ……


( ^ω^)

( ^ω^)「おつんちゃん……、おつんちゃんかお……?」


  タッタッタッタ……


(; ^ω^)「どうしたお、おつんちゃん……! す、すごい血だお……!」

ξ; ⊿ )ξ「に、逃げ……て……」


        パキバキ……
                  メキ……

.

57 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 22:56:59 ID:V9rHaYQg0
(^ω^ ;)「あ、ああ……! 何だお、火事だお! 燃えてるお!」

ξ; ⊿ )ξ「クッ……、もう来たというの……?」

ξ; ⊿ )ξ” ムク……

(; ^ω^)「おつんちゃん、血が止まらないお……。立ってはいけないお」

ξ;゚'⊿ )ξ「……逃げなさい!」


  │││  シタッ……!

  │││            │││ 

 (;;;;;:鬥;;)         │││ 

               │││    シタッ……!

                 (;;;;;:鬥;;)


(; ゚ω゚)「お……」

ξ;゚'⊿ )ξ「来たか……ッ!」

58 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 22:58:19 ID:V9rHaYQg0
(;;;;;:鬥;;)「女と子供か……、命貰い受けるッ!」

(;;;;;:鬥;;),,;’ ブシュウ!

(;;;;;:鬥;;)「な……、何だ!」

(;;;;;:鬥;;),,;’ 「!?」 バシュッ

ξ;゚'⊿ )ξ「……え?」


 ∵∴∵  ∵∴∵
                   ブゥゥゥ……ン
             ;;A゚;∵∴
          ∵∴∵


・,;,(;;;;;:鬥;;),,;’「な、何奴……ゥ!」 シュゥゥゥウウ……


    バタッ……
               バタッ……


ξ;゚'⊿ )ξ

;;A゚;∵「おつん……。その怪我は」

ξ;゚'⊿ )ξ「毒……」

( 'A`;∵「……分かったから動くな」

59 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 23:01:49 ID:V9rHaYQg0
(; ゚ω゚)「ど、毒さん……」

( 'A`)「峰雷忠か。厄介事になった」

ξ;゚'⊿ )ξ「丹生の忍と……、宗咲の……」

( 'A`)「分かっている。この状況を見れば、嫌でもな」


  ドゴォ……!!
                   ドゴォ……!!


( 'A`)「……だが、もう大事ない。喪羅のヤツが戦ってる」




─=二 ・∀・)っy=━━ 「そらそらそらそら……、好き勝手させてたまるか……!!」

                        ドゴォ!!
               ノし// 、
─=二 ・∀・)っy=━━⌒ヽ(_ ',        「   『豪炎弾』ッ!!!   」
                  ノ( ̄ ̄ ̄

.

60 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 23:06:14 ID:V9rHaYQg0

      r‐ァ
   _ノ (_  ゴオッ!
   ⌒)イ⌒)   _, 
          ⌒)ノ   
(;;;;;:鬥;ζ@,’  
      ドシュ…!


                    スタッ!!
         │││  

         │││   

  ━━=y⊂( ・∀・ )つy=━━


                      ドゴォ!!
   \__ノし
   ..)/⌒                 ノし//
 ̄ ̄)ヽ━━=y⊂( ・∀・ )つy=━━⌒ヽ(_ ',    
                        ノ( ̄ ̄ ̄


(;;;;;:ζ@,「……!!」 ボシュッ…

( ・∀・)「……ご無事で!」

ミ,,゚Д゚彡「喪羅……!」

( ・∀・)「ここは我らに任せて、里の者をお逃がせくだされ」

ミ,,゚Д゚彡「すまない。……真! 行くぞ!」

( ・-・ )「ハッ……!」


  シュビビッ……!!


.

61 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 23:08:32 ID:V9rHaYQg0
( ・∀・)「……ひでぇ事しやがるぜ。人かよ」


     ゴォォ……
                     ゴォォォォォ……






  シュタタタタタタ!

─────=二;;;;;:鬥;;)「うおお、取ったぞおお!!」
      っ―

                        ドゴォ!!
           ノし// 、             ,,・       
( ・∀・)っy=━━⌒ヽ(_ ',          ;,@ζ鬥;;;:;;二=──  ビチャッ
              ノ( ̄ ̄ ̄


   ビチャ……
           ビチャチャ……


( ・∀・)「……ケッ。この業火の里を汚い忍共の墓場にしてやらぁ」

62 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 23:10:08 ID:V9rHaYQg0
( 'A`)「おつん、一先ずここから逃げる。総儀仔殿も、動ける者を募って逃げ初めている」

ξ;゚'⊿ )ξ「え、ええ……」

(; ^ω^)「け、けど! 魏幸さんと、しぃさんがまだ……!」

( 'A`)

( 'A`)「あの人達は後から来る」


                 シュタタタタタタタ!
≡≡≡≡≡≡≡(;;;;;:鬥;;)

             ≡≡≡≡≡≡≡(;;;;;:鬥;;)
                           シュタタタタタタタタ!


( 'A`)「……邪魔な!」


    ドゴォ!!


(;;;;;:鬥ζ@,’  ビチャア!!


   ズシャア!


( 'A`)「! ……喪羅か」

─=二・∀・二=─    フッ……

( ・∀・)「逃げな、毒。こんな奴ら俺一人で十分だ」

63 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 23:12:31 ID:V9rHaYQg0
( 'A`)

( ・∀・)

( 'A`)「すまぬ……。行くぞ、峰雷忠!」

(; ^ω^)「は、はいお!」

                シュビビビビビ!!
       ──────=二 'A`)
───=二; ^ω^)   っξ; ⊿ )ξ


( ・∀・) ザッ……

( ・∀・)「……あと、逃げ遅れてるのはどれだけいやがる」




        ス……


( ・∀・),;’ ピッ…

( ・∀-)「……ッッ」

( ・∀-)


─=二´・_ゝ・`二=─   シュピッ!


.

64 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 23:15:22 ID:V9rHaYQg0
(´・_ゝ・`) シュタ…!

( ・∀・)「……アンタかい。里に糸を張り巡らせてたのは」

(´・_ゝ・`)「いかにも」

(´・_ゝ・`)∩ クイッ……

’,,・(; -∀・),,;’「……!?」 ブシュウ!!

(; -∀・)「チィ……!!」

(´・_ゝ・`)「追え」

(;;;;;:鬥;;)「ハッ」


  (;;;;;:鬥;;)     バッ!!

  │││           (;;;;;:鬥;;)    バッ……!!

  │││               │││
    
                 │││


(; -∀・)「行かせや……」

(; ・∀・)っy=━━ 「しねぇ……!!」 ジャキィ!!

(´・_ゝ・`)∩ クィ……

(; ・∀-),,;’「……グ」 ブシュ…!

65 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 23:18:30 ID:V9rHaYQg0
(´・_ゝ・`)∩

(; ・∀-)「テメェ……」 ゼェゼェ…

(´・_ゝ・`)∩「美符が忍十傑衆……。美符・十忍」



ピューピル 65


──────────────────その一人、血飛沫の喪羅。


(´・_ゝ・`)「噂に違わぬ忍よ……。ぬしは少々厄介だ」

                                                  ピンッ 
          .ヽ              /       ヽ    _,,,,二=│二´
          ヽ            /    .__,,,.. -ー''''("゙´         !   `゙''''ー- ..,,_
             ヽ   . __,,.... -ッ冖'''"゙´       ヽ,       .|         ゛
      _,,,.. -ーーギ´    /              ヽ      !
                ヽ    ./                ヽ     |
              ヽ  ./                    ヽ    !
'"゙´                ヽ/                        ヽ.   !
                ノヽ                       ヽ  .!       ._/
              / ヽ                      ヽ. l     . /
     ピンッ      /   ヽ                    ヽ.|  . /
\,              /     .ヽ                        ゙l /
 \           /       (´・_ゝ,,;;;;)∩ クイッ…       ,/.!ヽ,
   \         ./        ヽ                 /   ! ヽ
''ー- ..,,_\.     /           ヽ                 /     .|  ヽ.
     `゙゙'''''ヘ、..,,./            ヽ          /        .l   ヽ.
"      人, `゙''''ー- ..,,_        ヽ      . /          !    .ヽ.
        /  .\.     ..`゙''''ー- ..,,_   .ヽ    /               !     .ヽ.
     /     \          `゙''''‐ y∠″             l      ヽ
    ./        .\             ,/ヽ  `゙''''ー- ..,,_        !
    /゛            \      . /    ヽ       . ´゙'''ー ..,_. │

66 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 23:29:32 ID:V9rHaYQg0
(; -∀・)、 ペッ……
      ゚

(; -∀・)「いいぜ、ここで仕留めちまおうってのかい」

( -∀-)「……いかにも、美符・十忍が一人。血飛沫の喪羅とは俺のことよ」

( ・∀・) カッ……!

( ・∀・)「この俺をそこらの雑魚とは思わない事だなぁ……ッ!」

( ・∀・)” クルクル…
  っ((y=━━))”

         j、    ゴォ!!
        j ヽ,
     jf″ /  И、
}!`ー''’        ヾt、  _,,
 (  ・∀)っy=━━ `^'´/  ジャキィ…!!


(  ・∀)っy=━━ 「銃に詰めるは我が正義ッ!! 命を懸けて戦えば死中に活あり……ッ!」

(´・_ゝ・`)っ” キリリリリ……

(  ・∀)っy=━━ 「父を御前 喪那、母を御前 伽那ッ!! その子が美布の忍、血飛沫の喪羅、参るッ!!」



───────=二 ・∀)っy=━━  グンッ!!

━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━

67 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 23:31:50 ID:V9rHaYQg0
【美符の里付近 森 馬車 大八車】


   パカラッ……
              パカラッ……


ξ; ⊿ )ξ ゼェゼェ……

( 'A`)「……熱か」

(; ^ω^)「おつんちゃん……、おつんちゃん、大丈夫かお?」

ミ,,゚Д゚彡「……隠れ里には諸梵がおったな」

( ・-・ )「ハッ……、確かに」

ミ,,゚Д゚彡「傷を負ったものも多い。一先ず隠れ里に向かう」

( ・-・)「御意」


( ・-・)m  ス……
      β〉


.

68 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 23:34:32 ID:V9rHaYQg0
( ・-・)m 「金剛軍荼利呪………」 ブツブツ
      β〉

ミ,,゚Д゚彡「……真の術が効いてる間は誰にも見つかりはすまい」

(^ω^ ;)「お……」


( ・-・)m  シュゥゥ……
      β〉


      【( ・-・)】

      美符・上忍
        月光の真


( 'A`)「もう少しの辛抱だ、おつん」

ξ; ⊿ )ξ ゼェゼェ……

69 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 23:35:44 ID:V9rHaYQg0
ミ,,゚Д゚彡「おつんが喋れるようになったら、宗咲の様子を聞こう……。毒は何か知っているか?」

( 'A`)「いや……、気づいた時には里が」

ミ,,゚Д゚彡「そうか……」








               ざわ……


( 'A`)” ピク……

( ・-・)

ξ; ⊿ )ξ ゼェゼェ……

(; ^ω^)「……? ……?」

ミ,,゚Д゚彡

70 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 23:38:00 ID:V9rHaYQg0









───────── ──────────── ────

            (; ・∀・)
              っy=━━

            (; -∀-)
              っy=━━

               ’;.,;
         ,;;'’(;   ∀),’;;・’
              っy=━━ 

────  ───────── ───   ──────









.

71 :名も無きAAのようです :2014/12/08(月) 23:39:33 ID:V9rHaYQg0
ミ,,-Д-彡

ミ,,-Д-彡「喪羅、すまない」

ミ,,-Д-彡 ス……
   人

( 'A`)「喪羅……」

( 'A`)

ξ; ⊿ )ξ

(; ^ω^)

ミ,,-Д-彡「これも因果……、あるべき定だったことやも知れぬ」
   人



   パカラッ……
                 パカラッ……



━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━

80 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 21:26:52 ID:OsXEd2iE0
【隠れ里】


  チュンチュン……  
             チチチチ……


( ・-・ )「傷ついたものは長屋に運べィ!」

(;;;;;;=;)「ハッ……!」


ミ,,゚Д゚彡「諸梵、呼・諸梵はおるか!」



  │││  

  │││     スタッ……

 (´・ω・`)


(´・ω・`)「総儀仔殿……、話は聞いておりまする」

ミ,,゚Д゚彡「その件は後だ、おつんを診てやれい」

ξ; ⊿ )ξ ゼェゼェ……

(´・ω・`)「……長屋へ」

━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━

83 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 21:35:14 ID:OsXEd2iE0
【隠れ里 長屋】

ξ; ⊿ )ξ

(´・ω・`)「やはり、毒が塗ってあったか……」

( 'A`)「毒が……」

(´・ω・`)「吸い出せるか、お前の虫で」

( 'A`)「……やってみよう」
 っ

    ガサ……
          ガササ……



(; ^ω^)

ミ,,゚Д゚彡「峰雷忠」

(; ^ω^)「お……」

ミ,,゚Д゚彡「突然の事ゆえ、疲れたろう。少し休め」

(; ^ω^)

ミ,,゚Д゚彡「ここなら心配はいらぬ。結界も貼っておる」

84 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 21:40:07 ID:OsXEd2iE0
(; ^ω^)「でも……」

(; ´ω`) モジモジ

ミ,,゚Д゚彡「おつんの事が心配なのか」

(; ´ω`)

ミ,,゚Д゚彡「ならば側に行って診てやれい」

ミ,,゚Д゚彡っ” トンッ

(; ´ω`)「お……」


  テッテッテ……


ミ,,゚Д゚彡


─=二//‰ ゚二=─ フッ……

ミ,,゚Д゚彡「来たか、横堀よ」

(//‰ ゚)「……して、美符の里は?」 スタ……ッ

ミ,,゚Д゚彡「堕ちた。血飛沫の喪羅と共にな」

85 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 21:47:58 ID:OsXEd2iE0
(//‰ ゚)「そうか……」

ミ,,゚Д゚彡「奴に全てを任せてしまった自分が情けないわ」

ミ,,゚Д゚彡

ミ,,゚Д゚彡「敵は丹生忍者なり。そして、宗咲城」

(//‰ ゚)「……宗咲は我らを裏切ったか。命を懸け支えてきた我らをか」

ミ,,゚Д゚彡「信じがたき事ではあるがな」


ξ; ⊿ )ξ「佐藤……、伊葉……」 ボソ……

( 'A`)「おつん……?」

(; ^ω^)「お……?」

ξ;゚⊿ )ξ「城主は……、すでに……。殺められたか……、あるいは……」

ミ,,゚Д゚彡「……次男坊の佐藤伊葉が城主となったと申すか」

ξ;゚⊿ )ξ” コクリ…

(´・ω・`)”「傷に触る。無理してはいけないよ、おつん」 ゴリゴリ…

(´^ω^`)”「さ、煎じたてだ。これを飲んで、寝るのが一番だ」 コポポポ…

86 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 21:50:53 ID:OsXEd2iE0
ξ;゚⊿ )ξ” ゴク……ゴク……

(´^ω^`)「ゆるりとおやすみ。ここに敵はおらぬ」

ξ; ⊿ )ξ

( 'A`)「佐藤伊葉が城主……? まだ子供だ……」

ミ,,゚Д゚彡「長男坊は殺されたか」

( ・-・ )「……どうやら、宗咲を渦巻く深い闇に我々は巻き込まれたようにござる」

ミ,,゚Д゚彡「ふむ……」


(´・ω・`)”「さて、他みんなの怪我の具合を見よう。汝らも手伝ってくれ」

(;;;;;;=;)「ハッ……!」




━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━

87 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 21:55:51 ID:OsXEd2iE0
【隠れ里 庭】


  チュンチュン……  
                 チチチチ……


( ^ω^)


   チチチチ……


「どうしたんだい、峰雷忠」


( ^ω^)「お……」

(´^ω^`)「やあ」

( ^ω^)「諸梵さん……」

(´・ω・`)「いきなりの事で驚いたね」

( ^ω^)「うん……」

(´・ω・`)「しかし、泣かなかったのは偉い」

( ^ω^)

( ^ω^)「あの、魏幸さんとしぃさんは……」

88 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 22:00:03 ID:OsXEd2iE0
(´・ω・`)「……彼らか」

( ^ω^)

(´・ω・`)「彼らは、逝ってしまったよ」

( ^ω^)「……そうですかお」

(´・ω・`)「気がついていたんだね」

( ^ω^)

(´・ω・`)「強い子だな、君は」

( ´・ω・)

( ´・ω・)「生あるものは必ず死あり、とは言うが……。当然受け入れられるものに非ず」

( ´ω`)

( ´・ω・)「峰雷忠」

( ´ω`)「お?」

( ´・ω・)「これから、多くの大切な人が死んで逝くやも知れぬ」

89 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 22:06:45 ID:OsXEd2iE0
( ´ω`)「諸梵さんもかお?」

( ´・ω・)「ああ。僕だってそう。必ず、神仏に導かれてしまう」

( ´・ω・)

( ´・ω・)「だけど、その生を吸って、君は前へと進んでいって欲しい」

( ´ω`)

( ´^ω^)「酷なことを言ったろうか」

( ´ω`)

( ´^ω^)「君は強い瞳を持っている。我々を創る、強い強い瞳を」

( ´ω`)「瞳……、ですかお?」

( ´^ω^)「そう。その瞳がある内に負けは無いさ。……さあ、ご飯にしよう、何も食べていないんだろう?」

( ^ω^) ハッ

( ^ω^)「お腹すいたお」

90 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 22:08:40 ID:OsXEd2iE0
( ´^ω^)「おおい、横堀」


  │││  

  │││     スタッ……

 (//‰ ゚)


( ´^ω^)「炊事だ。手伝ってくれ」

(//‰ ゚)「適任がいるのではあるまいか」

( ´^ω^)「否、総儀仔殿の料理は食べれないし、毒の虫料理というのも気が引ける。おつんはああだし、汝が適任なり」

(//‰ ゚)

( ´^ω^)

(//‰ ゚)「良いだろう」

( ^ω^) グギュルルル…

( ´^ω^)「君も手伝うかい?」

( ^ω^)「お手伝いしますお!」


  チュンチュン……  
                 チチチチ……


━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━

92 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 22:14:25 ID:OsXEd2iE0
【宗咲の森】


    ビュゥゥーー……
                 ザァァ……


/=/ ゚□゚ヽ ザッ……ザッ……

(’e’)「……ええい、逃げた衆はどこに言ったというのだ」

/=/ ゚□゚ヽ「星頭殿!」

(’e’)「何だ!」

/=/ ゚□゚ヽ「西武将様より、伝令! 南東方面に美符忍の影無し、さらに南へ向かうとの事!」

(’e’)「チッ……、こそこそと隠れおってからに……」


(;;;;;:鬥;;)


(’e’)「……フン。ヤツらは木の上で休息か。呑気なもんだ」

/=/ ゚□゚ヽ ザッ……ザッ……

(’e’)「忍にでもなりたいもんだなぁ! ええ、おい」

/=/ ゚□゚ヽ ザッ……ザッ……




( ∵)

.

93 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 22:21:05 ID:OsXEd2iE0
(;;;;;:鬥;;)「……!」

(;;;;;:鬥;;)  チャッ…
   っ―

(;;;;;:鬥;;) 
   っ―

(;;;;;:鬥;;)「……いない?」
   っ―

(;;;鬥;;:;;)



(’e’)「何をゆるりとしておるか、丹生の忍よ! 行くぞッ!」



(;;;;;:鬥;;)

───=二;;;;:鬥;;)   シュタッ…!



( ∵)

─=二∵二=─  プンッ!!


━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━

94 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 22:28:43 ID:OsXEd2iE0
【隠れ里 長屋】

( ´・ω・)「……やはり毒がすでに回っているか」

ξ; ⊿ )ξ

( ´・ω・)” ゴリゴリ…

( ´・ω・)” コポポポポ……



( ´ω`) スヤスヤ……



(・ω・` )

(・ω・` )「……今宵は満月よ」

ξ; ⊿ )ξ

ξ; ⊿ )ξ「……仕掛けるの?」

( ´・ω・)「……さあ、お飲み」




  リーーーーーーーー……
                  リーーーーーーーーーー……

━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━

95 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 22:31:36 ID:OsXEd2iE0
【宗咲の森 南】



  リーーーーーーーー……
                  リーーーーーーーーーー……

  ザァァァァ……



(//‰ -)m 「元柱固真、八隅八気、五陽五神、陽動二衝厳神」
     β〉

(//‰ -)m 「害気を攘払し、四柱神を鎮護し、五神開衢、悪鬼を逐い、奇動霊光四隅に衝徹し」
     β〉

(//‰ -)m 「元柱固具、安鎮を得んことを、慎みて五陽霊神に願い奉る……」
     β〉

(//‰ -)m
     β〉

(//‰ '゚)m カッ……!!
     β〉

                    ___
                   〈圭圭心,
            ,...._        ̄¨¨¨´    ボゥ……
          r:升圭少
       f壬心  `¨´   (//‰ '゚)m
       弋圭ヲ           β〉
                       <:少     ,ィ劣王ミ::、..___
                              寸圭圭圭圭圭}
                                 `x圭圭少


.

96 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 22:40:15 ID:OsXEd2iE0
【隠れ里 長屋 屋根上】


  リーーーーーーーー……
                  リーーーーーーーーーー……



ミ,,゚Д゚彡

─=二∵二=─  プンッ!!

ミ,,゚Д゚彡「戻ったか、彦十よ」

( ∵)「西武将『白髭』は宗咲を南よりに。戦力は槍兵を主としており、少数の丹生忍」

ミ,,゚Д゚彡「少数と……。うぬだけで行けるか」

( ∵)「万全を期して、殲滅蟲を」

ミ,,゚Д゚彡「良いだろう」

( ∵)「頼むぞ」

( 'A`)「ああ」

ミ,,゚Д゚彡「我ら美符の忍が生き残る為故。容赦はするな」

ミ,;;;Д゚彡



─────────────── 死して敵を葬るべし


━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━

97 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 22:41:57 ID:OsXEd2iE0
【宗咲の森 南】


  リーーーーーーーーーーーー……
                リーーーーーーーーーーー……


( ´W`)「忍衆は上へ。監視を怠るなよ」

(;;;;;:鬥;;)「ハッ……」



  (;;;;;:鬥;;)     バッ!!

  │││           (;;;;;:鬥;;)    バッ……!!

  │││               │││
    
                 │││


( ´W`) 「槍衆、前進。敵は美符が忍。警戒、怠るな」

/=/ ゚□゚ヽ ザッ……ザッ……



(;;;;;:鬥;;)

     プゥーーーーン……

(;;;;;:鬥;;)「……!」

98 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 22:42:54 ID:OsXEd2iE0

       プゥーーーン
   ・~


(;;;;;:鬥;;)

(;;;;;:鬥;;) チャキ…
  っ―

( ∵(;;;;;:鬥;;)  フッ…
    っ―






     ベキ……
            バキ……


( ∵)「……一つ」

─=二 ∵二=─  プンッ!!



  リーーーーーーーーーーーー……
                リーーーーーーーーーーー……

 ザァァァ……


( ´W`)「異常はないか」

/=/ ゚□゚ヽ「ハッ……」

.

99 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 22:45:01 ID:OsXEd2iE0
(;;;;;:鬥;;)

(;:鬥;;;;;;)  キョロキョロ……




( ∵)m  ス……
  β〉

             `:: ∵:゛             ;.`:':
                     `:':                       ブゥン……
( ∴( ∴( ∴( ∴( ∴( ∴( ∴( ∴( ∵)m( ∴( ∴( ∴( ∴( ∴( ∴( ∴( ∴( ∴)
             .: ::゛.    β〉
      .: ::゛;.                   `:: ∵:゛
                ;.`:':



────────────音なく忍が美符忍。その影なるや日にも照らせず。数はあれども幻の如し。

         【( ∵)】

          美符・十忍
        虚無ゆえの彦十



( ∵)m「音もなく死に逝け、丹生の者共よ」
  β〉


────────────美符が十忍、虚無ゆえの彦十。見るは現世の妖か、幻世の現か!


.

100 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 22:46:45 ID:OsXEd2iE0

                         シュタ……ッ
            ──=二 ∴)
──=二 ∴)
                                       ──=二 ∴)
       ( ∵)m             ──=二 ∴)
         β〉                                      ────=二 ∴)
                             ───=二 ∴)
   ──=二 ∴)                               タッ……
 



          シュッ……
─=二 ∴)         ≡≡ ―                  スコッ
    ⊂彡                    ≡≡ ―        ―(;:鬥;;;;;;)
                                      



(;;;;;:鬥;;)―,,';’ ブシュウ!!


(;;;;;:鬥;;)「!?」

( ∴(;;;;;:鬥;;)「な、何……」 フッ…

( ∴(;;;;;:鬥;;)” ザクッ…

     プンッ…
─=二 ∴(;;;;;:鬥;;),,’';・;,  ブシュウウウウウ


.

101 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 22:50:35 ID:OsXEd2iE0
/=/ ゚□゚ヽ ザッ……ザッ……

( ´W`)「……妙だ。静かすぎる」




   ザァァァ……

                  リーーーーーーーーーー……
        リーーーーーーーー……



( ´ー`)「……叔父様!」

( ´W`)「何事だ、知無余」

( ´ー`)「前方に人里らしきものあり……!」

( ´W`)「……ついに見つけたか、美符の隠れ里」

(´W` )「ようし、全軍、包囲せよ!!」


━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━

102 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 22:53:36 ID:OsXEd2iE0
( ´W`)「全員配置についたか……」

/=/ ゚□゚ヽ「ハッ……」

( ´W`)「灯りを消した程度で隠れた気になるなど、笑止千万。この宗咲の衆の目は節穴では御座らぬ……」


   ザァァ……

                 ザァァァ……


( ´W`)「風が止んだら一番南方隊から突入。外側から追い込むぞ。固まったら我が葬刃の槍にて纏めて葬ってくれる」



             ザァァ……





( ´W`)

( ´W`)「征けィ!! 大砲放てッ!!」

.

103 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 22:56:26 ID:OsXEd2iE0
ピューピル 103


  ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
                タッタッタ!
≡≡≡≡≡≡/=/ ゚□゚ヽ
                                 タッタッタッタ!!
                  ≡≡≡≡≡≡/=/ ゚□゚ヽ

      ≡≡≡≡≡≡/=/ ゚□゚ヽ
                    タッタッタッタ!!

( ´ー`)「火を点けよッ!」

                ボッ……!
     ゴォォォオオ……
                     ゴォオオオオオ……!!


( ´ー`)「忍共め、炙りだしてくれる……」

105 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 22:59:56 ID:OsXEd2iE0
/=/ ゚□゚ヽ ザッ……

/=/ ゚□゚ヽ「どこだ……、どこにいる、忍……」

( ´ー`)

( ´ー`)「……何故出てこない?」


     ゴォォォオオ……
                     ゴォオオオオオ……!!



─=二//‰ ゚二=─ フッ……

(; ´ー`)「……!! 阿呆にも出たかッ、美符忍! 貴様らはもう囲まれておる!」

(//‰ '゚)「阿呆は貴様じゃ、宗咲の衆よ」 カッ……!!


    バッ!!
           ミ
   ミ  (//‰ '゚) 彡
     彡        バッ!!
  バッ!!           


(//‰ '゚) m「瘴に天布、闇に帰すは黄八丈……!! 美符が忍術、布応唱ッ!!」 スッ…
     β〉

106 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 23:02:40 ID:OsXEd2iE0
ピューピル 106


(; ´ー`)「なっ……!? 奇っ怪なッ! 里が彼奴に巻かれおるわ……!!」


────────────────天に十六、地に八方。美符が忍に十忍。悪魔の如きその妖、見るは最期の無残術!


(//‰ '゚) 「貴様らが見た妖の里は我が包衣なり……ッ! 逃げられはせぬぞ……!!」


        【(//‰ '゚)】

         美符・十忍
       包まれた横堀

────────────────包帯巻かれし漢が一人、美符が十忍、名を包まれた横堀!

.

107 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 23:04:15 ID:OsXEd2iE0
(; ´ー`)「逃げも隠れもせぬわ……、この不知の知無余、貴様の首貰い受けるッ!!」


                      バッ……!!
──────────=二//‰ '゚)   


           ピシュルルルルルッ
─=二//‰ '゚)っ──======================================



(; ´ー`)「!!」

≡≡≡/=/;゚□゚ヽ「知無余殿……!!」  ダッ……!


─=二//‰ '゚)っ──=============(/=/ ゚□゚ヽ  パシィ!!


(//‰ '゚)∩” クンッ
 っ

/=/ ゚'□゚ヽ” ベキバキッ……

(; ´ー`)「……ヒィ!!」

(//‰ '゚)「チィッ!」

─=二//‰'゚二=─ フッ……

108 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 23:05:27 ID:OsXEd2iE0
( ´W`)「何じゃ、何事だ……!!」

(; ´ー`)「お、叔父様……!」

( ´W`)「里はどこへ消えた……!!」


   ベキバキ……!!
                   バキッ……!!
     「グアアアアアアアア……」
                          


( ´W`)「……! 兵どもが布に捕まっておる……! 忍の仕業かッ!」

(; ´ー`)「グゥゥウ……!! どこだ、どこへ行ったッ!! この【不知の知無余】の前から消える」



     ズアァ!!
                 キ人_,/,,;’     「などと」
──────=二;;;;;;;∋;;)  )  てー`  )
                 /´⌒Y,.
                      パキョッ


        .;’
(  ´ーζ@,’三三三三三  ズサァァ……


.

109 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 23:08:02 ID:OsXEd2iE0
( ゚W`)「何ィ!?」


(;;;;;;;∋-)  シュゥゥ……
  っ


           【(;;;;;;;∋-)】

         美符・十忍
       仁王の久々僂


( ゚W`)「ヌゥゥゥ……!! 怯むな、征けィ!! 槍衆よ、彼奴は生身じゃ!」



                   ワアアアアアアアアアアアア
≡≡≡≡≡≡/=/;゚□゚ヽ
          っ━━━∞∞∞⊂

            ≡≡≡≡≡≡/=/;゚□゚ヽ
                       っ━━━∞∞∞⊂


(;;;;;;;∋-) スゥゥ…

      `     '
  、   ノヾ、ノヽ '    ゴオオ…!!
   )ヽ/    ヽ、ノ|ノ´
    `r        r'
    ) (;;;;;;;∋'゚) (  ギンッ!!

.

110 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 23:10:40 ID:OsXEd2iE0
                 ’,,;
             ,. .-'彡__て
'ー 、        -'"  !-ー'゙~''゙ _,、
)_\ )ヽ、    ''’
   'ーイ  `''-、    ・'   / (     ズアァ!!!
      ∩(;;;;;;;∋'゚)つ  ,r┴'' ̄
    '''¬r-゙ッ--ー''''''"´  


/=/;゚□゚ヽ「ヒッ!」


          バオッ!!
≡≡≡二三;;;∋'゚)        /゚□゚;ヽ=ヽ



                    i  ’ ,    バキバキッ!!
         ベキィッ!  \、ノし'/;;. ・ ,
                   ;;・   '⌒ヽて  |  \、_ノし//
                \、_ノし/=/;゚ノて゚) _)r'⌒'      
                 `)(´  Y^\          (((; ;;::ズサァァァァア…!
                 //^´  ;''   ・,.    ((;;;:;;;:,,,.;:;;;:,,,." ;;: ;;:∩(;;;;;;;∋'゚)つ



/=/ ゚ζ;;,@ ベチャ…

111 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 23:11:26 ID:OsXEd2iE0
(;;;;;;;∋'゚)「……!」

( ゚'W`)「ムオオオ!! 千連槍ーーーーーーーッ!!」


                        ズガガガガガガガガッ!!
                  ─==-
       ─==- ─==-
 ( ゚'W`)-‐==ニニ二  ─==- ─==-  ───=二;;;;;;;∋;;)
           ─==-              ギュンッ……!!
                 ─==-



( ゚'W`)「この、西の『白髭』がこの程度の事で臆するかッ!!」


        【( ゚'W`)】

       宗咲 方武神
     西の『白髭』 白虎



( ゚'W`)「儂が忍共を滅殺してくれるッ!! 続け、槍衆よッ!!」
 っ━━━∞∞∞⊂

112 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 23:13:43 ID:OsXEd2iE0

       ウオオオオオオオオオオオオオオオオオ……!!

≡≡≡≡≡≡/=/;゚□゚ヽ
          っ━━━∞∞∞⊂

         ≡≡≡≡≡≡/=/;゚□゚ヽ
                     っ━━━∞∞∞⊂


∩(;;;;;;;∋'゚)つ ス……


「   任されよ、仁王の久々僂   」


∩(;;;;;;;∋'゚)つ


     /|\   ブゥン……
.    |>◇<|
     \|/       「   少々量が多い。この場の兵は私がまとめて葬り申す   」

     *
  *
        ◇


(;;;;;;;∋'゚)

─=二;;;;;;;∋'゚二=─ フッ……

.

113 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 23:14:52 ID:OsXEd2iE0
/=/;゚□゚ヽ「な、何だ!」



   ゴォオオオオオオオオオ……!!!



/=/;゚□゚ヽ「吹雪かッ!! どうなってる!?」

/=/;゚□゚ヽ「グアアアア……、何たる冷気! 何たる暴風!!」

川 ;;;;;-゚) ス…

川 ;;;;;-゚)m「忍法、氷霜矢ッ!」
    β〉

                          ビキィッ!!
           ::+:: ゚   。               。
    ____           `ャ‐- 、..,,_ ::><:: ゜         ゜ 
       ────┼─     `ヾ''ー'::::...   `'''ー- ..,,_
川 ;;;;;-゚)m  ────┼    <二二::::::::::::.....        > ゚   。
    β〉      ____    _,ィ"-‐ゥ:::...  _,,.. -‐'''"´
        ̄ ̄ ̄ ̄       _,r'-ー'''"´ ::+:: ゜  ゚   。
                ゜  ゚   。
       :::*::


/=/;゚□゚ヽ「……!!」

114 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 23:17:57 ID:OsXEd2iE0
         コォォォォォォ……
 ビキキキ……


/=/°□°ヽ ピキーーーーン……

    +
/=/°□::+:     ボロロロ……
      ::/°ヽ


川 ;;;;;-゚)”「……残るは一人か」 ガシャァ!



         【川 ;;;;;-゚)】

          美符・十忍
         冥静魔王 空流



(; ゚'W`)「ぬ、ぐ……。まさしく一瞬……。人は踏みしだけるほど、脆くなるのかッ!」
  っ━━━∞∞∞⊂


─=二//‰ ゚二=─ フッ……


(//‰ '゚)∩” クンッ
 っ

(; ゚'W`)”「んぐあ!! く、首を……!!」 キリキリリ……

(//‰ '゚)∩” クィィ……


  (; ゚'W`)” ジタバタジタバタ

  │││  
          グググ……
  │││


.

115 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 23:19:48 ID:OsXEd2iE0
(; ゚'W`)「が……」

(; ゚'W`)

( ゚'W`)

(//‰ ゚)「この大樹が貴様の墓場じゃ」

(//‰ ゚)二=─  プンッ

川 ゚ -゚)「無残よ」

(//‰ ゚)「言うな。好いてやっとるわけではない。見せしめだ」

( ゚∋゚)



─=二∵二=─  プンッ!!

─=二'A 二=─ フッ…

( ∵) スタッ……

( ∵)「全てを吊り子にしたか、横堀。気味の悪い」

(//‰ ゚)「後続は全て処理したか」

('A`)「ああ。抜かりはない。虫の餌だ」

(//‰ -)「……恐ろしいのう、貴様らだけは敵に回したくないわ」 ニィ……


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━━━━━━━
━━━

116 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 23:21:38 ID:OsXEd2iE0
【宗咲の森 南】



   ザァァァァ……

                 ガァガァ……
               ガァ……


/=/ ゚'□゚ヽ


    ガァ……



(´<_`; )「……何とムゴい。皆、吊り殺されたのか」

/=/ ゚□゚ヽ「弟者殿……、白髭殿が……」

(´<_`; )「……何たる事だ」


( ゚'W`)


(´<_`; )「四部の裏の戦いを勝ち抜いた武将を……、恐ろしきは美符の忍よ」

117 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 23:23:50 ID:OsXEd2iE0
( ´_ゝ`) ザッ……

(´<_`; )「兄者……」

( ´_ゝ`)「爺様は俺に戦いのいろはを教えてくれたお方だ。到底黙ってはおれぬ」

( ´_ゝ`)

( -_ゝ-)
   人


   ザァァァァ……

                 ガァガァ……
               ガァ……


ノパ⊿゚)っ ス……

ノパ⊿゚)っ” ザラザラ

(;;;;;:鬥;;)「どうした、緋糸」

ノパ⊿゚)「え? あー、良い布使ってんなと思って」

(;;;;;:鬥;;)「この包帯の事か?」

118 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 23:26:45 ID:OsXEd2iE0
ノパ⊿゚)「うん」


   ザァァァ……
              ザァァァァ……


ノパー゚)「良い風だなぁ~~……。空も高い……」


     ザァァァァ……


( -_ゝ-)
   人

( ´_ゝ`)

( ´_ゝ`)「緋糸よ」


  │││

  │││

  │││  シタッ……

  ノパ⊿゚)


ノパ⊿゚)「呼んだかい、南将軍の兄ちゃんよ」

119 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 23:29:09 ID:OsXEd2iE0
( ´_ゝ`)「美符の忍の隠れ里を一刻も早く探し出し、根絶やしにせねばならん」

ノパ⊿゚)「それ、あんまり気乗りしねぇけどな」

( ´_ゝ`)「力を貸してくれ、丹生の忍が四忍天王の一人、黒死の緋糸」

ノパ⊿゚)「仕事だしなぁ……。しょうがないさ」


            【ノパ⊿゚)】

       丹生忍者 四忍天王
         黒死の緋糸


ノパー゚)、「何が嫌だって、あいつら強えんだよなぁ……」 ヘラ…

ノパ⊿゚)” ペロ…
  σ

ノパ⊿゚)d  ス……



   ザァァァ……
              ザァァァァ……


.

120 :名も無きAAのようです :2014/12/09(火) 23:29:56 ID:OsXEd2iE0
ノパ⊿゚)d

ノパ⊿゚)「こっちの方角じゃないかな」

( ´_ゝ`)「根拠は?」

ノパ⊿゚)「勘」

ノパ⊿゚)” ザッ……ザッ……

(´<_`; )「……信用していいのか?」

( ´_ゝ`)「奴も忍だ。忍の事は俺やお前よりも良く知っている」

(´<_`; )「しかし……」

( ´_ゝ`)「全軍ッ! 丹生の忍に続けッ!」



   ザッ……
                ザッ……


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