('A`)愛は食卓を彩るようです

203 :名も無きAAのようです :2015/07/22(水) 13:50:37 ID:EOhm.Y4w0
('A`)


 俺の名前は鬱田ドクオ、三十二歳。顔面が個性的な一流商社のエリートサラリーマンだ。因みについこの間、大学時代から付き合っていた可愛い後輩とゴールインしたばかりの誰もが羨む超絶リア充でもある。


 今日は結婚三ヶ月記念日。あいつの好きな『パティスリー・ソーサク』のケーキを買った俺は、幸せいっぱいな気持ちで帰宅路を急いでいる。


(*'∀`) フッ…


 驚きつつも大喜びする嫁の顔を思い浮かべ、思わず笑みが漏れた。あいつが好きなものを食べる時の顔は本当に可愛らしく、そして愛おしい。

 近頃少しぽっちゃりしてきた事を気にしているようだが、少しくらいプニプニしていた方が俺は好きなんだ。それをからかうと顔を赤らめて涙目になるところも可愛いんだよなこれが。

204 :名も無きAAのようです :2015/07/22(水) 13:51:27 ID:EOhm.Y4w0
 ああ、我が家が見えてきた。俺と嫁の愛が詰まった宝箱のような小さな一軒家が。

 きっとあいつは夕食を作りながら俺の帰りを待ち侘びているだろう。そう考えたところで空腹を訴えるかのように、ぐぅと腹が鳴った。

 あいつの作る飯は昔から絶品だ。先月の記念日は野菜の水分だけで作ったミネストローネに肉汁溢れるハンバーグだったっけ。

 もちろん普段の食事も文句なしにうまい。鰹と昆布の合わせ出汁を使った味噌汁と、毎日土鍋で炊いてくれる白飯はこの先何年だって飽きる事は無いだろう。

 今日もきっと俺のためだけに腕を振るってくれるに違いない。



(*'∀`)つ「おーい!今帰ったぞー!」ガチャッ


 俺は勢いよくドアを開けた。愛しい嫁の可愛い笑顔を見るために。なのに、




ζ * ´)3(` )ζ「お帰りなさいだぼ、あ・な・た♪」



 家の中には何故か知らないぶt……女がいた。

205 :名も無きAAのようです :2015/07/22(水) 13:52:23 ID:EOhm.Y4w0



('A`)愛は食卓を彩るようです



.

206 :名も無きAAのようです :2015/07/22(水) 13:53:13 ID:EOhm.Y4w0
ζ * ´)3(` )ζ「ぼ?ぼーっとして、どうしたんだぼドッk」


('A`)つそ バタンッ





('A`)「な…………」

(;゚A゚)「何あれ!?何だあのクリーチャー!?お、俺の嫁は!?俺の嫁はどこに……」


<ドックン!ドウシタンダボー!?ナンデイキナリドアヲシメルンダボー!?


(((;゚A゚)))「やべえ、やべえよ……何か吠えてやがるし……!腹か?腹が減ってるから吠えてやがるのか?ま、まさか俺を喰うつもりなんじゃ……」ガタガタ

(;゚A゚)「そ、そうだ……こんな時は……」


          プルルルル…


  『もしもし?どうしたのよ、ドクオ?あんたから電話なんて珍しいじゃない』

(;'A`)「つ、ツンか?助けてくれ!何か変なんだよ!あいつが家にいなくて、代わりに知らないぶ……女がいるんだ!!」

  『…………』ブツッ


         ツー、ツー、ツー…


(;'A`)「ちくしょう、切りやがった!」

207 :名も無きAAのようです :2015/07/22(水) 13:54:07 ID:EOhm.Y4w0
(;'A`)「くそっ、一体どうしたら……」

  「ドクオ」


(;゚A゚)そ ビクッ

ξ゚⊿゚)ξ

(;'A`)「なっ、何だツンか!お前いつの間に……」


「あんたどういうつもりよごるあああああ!!」
ξ#゚⊿゚)ξ三三○(#)A゚;)「ヒデブッ」
       ドゴォォォン!!


ξ#゚⊿゚)ξ「人の妹に手ぇ出しておいて、結婚三ヶ月で浮気って!!信っじらんない!最低!!」

川 ゚ -゚)「全くだ。知らない女を家に連れ込むだなんて見損なったぞ、ドクオ……」

(#);'A`)「クー……お前も来たのか」

川 ゚ -゚)「ああ、お前の最期を見届けようと思ってな」

ξ#゚⊿゚)ξ「オラッ、どういう事か説明しなさいよ!場合によってはあんたの玉を刈り取るわよ!?」グイッ

(;゚A゚)「ひい!?」

川 ゚ -゚)「止めておけ、ツン。放っておいてもそのうち腐れ落ちるから」

(;゚A゚)「腐れ落ちねえよ!つーか浮気とかしてねーって!帰ったら知らない女が勝手に上がり込んでたんだよ!!」

208 :名も無きAAのようです :2015/07/22(水) 13:54:57 ID:EOhm.Y4w0
川 ゚ -゚)「ちょっと何言ってるか分かんないです」

(;'A`)「本当なんだよ!信じてくれよ!」

ξ゚⊿゚)ξつ「ふん、まあいいわ。その女に確認すればすむ事なんだから!」ガチャッ



ζ * ´)3(` )ζ「もー、いきなり出て行くなんてひどいぼドックン!……あれ、お姉ちゃんとクーちゃんも来てたのかぼ?」



ξ゚⊿゚)ξ「…………」

川 ゚ -゚)「おい、このぶt……女が浮気相手か?すごいなお前」

(;'A`)「だから浮気相手じゃねーって!!」

ξ゚⊿゚)ξ「あんたら何言ってんのよ」



ξ゚⊿゚)ξ「この子、ブン子じゃないの」

('A`)「………………」

川 ゚ -゚)「………………」





川;゚ -゚)「はあああああああああああ!!?」(゚A゚;)



ζ*^ω^)ζ←ブン子

209 :名も無きAAのようです :2015/07/22(水) 13:55:57 ID:EOhm.Y4w0
(;'A`)「ブン子!?こいつが!?俺の嫁の!?」

ξ゚⊿゚)ξ「どう見てもそうでしょ。あんた自分の嫁の顔、忘れたの?」

(;'A`)「いやいやいやいや!全然違うじゃねーか!」

川;゚ -゚)「影も形も無いな」

ξ゚⊿゚)ξ「そんな訳な…………いえ、確かにちょっと違うわね。……あら、メイク変えた?」

ζ * ´)3(` )ζ「あ、チークをオレンジ系からピンク系に変えたぼ」

川;゚ -゚)(そんな些細な問題じゃねえよ!!)('A`;)

ξ*゚⊿゚)ξ「ふうん、いいんじゃない?似合ってるわよ!」

ζ * ´)3(` )ζ「本当かぼ?嬉しいぼ!」

川;゚ -゚)「ツンは何であれに違和感を覚えないんだろうな?なあドク……」

(# A )「…………ふ」

川 ゚ -゚)「おいどうした」

::(# A )::「……ふざけんなよ」プルプル

ζ ; ´)3(` )ζ「ドックン?」

(#゚A゚)「これのどこがブン子なんだよ!こんなの俺のブン子じゃねえ!!」

210 :名も無きAAのようです :2015/07/22(水) 13:57:20 ID:EOhm.Y4w0
ζ ;  )3(  )ζ「そんな…………」ズキンッ

ξ#゚⊿゚)ξ「ちょっとドクオ!いくら何でもひどいわよ!いつもより少しぽっちゃりしてるような気がしないでもないけど……だからってその言い方は無いんじゃないの!?」

(#゚A゚)「うるせえ!俺のブン子はこんな豚じゃねえんだよ!B146㎝W103㎝H152㎝の愛されふんわりボディなんだ!」

川 ゚ -゚)「豚じゃねーか」

(#゚A゚)「確かにちょいぽちゃで痩せてる訳じゃなかったけど……それでもせいぜいこいつの二分の一程度だよ!」

川 ゚ -゚)「なあ、ちょいぽちゃの意味知ってるか?」

ξ#゚⊿゚)ξ「!あんたねぇ……」

ζ ;  )3(  )ζ「ドックン……いつも優しかったのに、どうして…………」



ζ   ;)3(; )ζ「ぶもぉおおん!ぶもぉおおおおおおん!ひどいぼおおおおおおおおおおおお!!ぶもおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!」

(#'A`)「ほれ見ろ!鳴き声まで違うじゃねえか!いつもなら『ζ ;ω;)ζ「おーん!おーん!」』って可愛く鳴くのに!」

川 ゚ -゚)「お前実は普段から割と豚だと思ってんだろ」

211 :名も無きAAのようです :2015/07/22(水) 13:58:31 ID:EOhm.Y4w0
ξ#゚⊿゚)ξ「あんたいい加減にしなさいよ!!自分の嫁がちょっとぽっちゃりしたくらいでそんな酷い罵り方するなんて、本当にブン子を愛してるって言えるのそれで!?」

(#'A`)「まだこいつをブン子って言い張るつもりか!?」

ζ ; う)3(; )ζ「ふ、二人とも落ち着いてくれぼ。私なら平気だから……立ち話もなんだし、家の中で話をするぼ」グスッ

川;゚ -゚)「そうだな、私も何だか頭がおかしくなりそうだ」

(#-A-)「……分かったよ」

ξ#゚⊿゚)ξ「ブン子がそう言うなら仕方ないわね……」

ζ * ´)3(` )ζ「あっ、せっかくだから夕食も食べてってくれぼ!今日は三ヶ月記念日だから腕によりをかけたんだぼ」

ξ*゚⊿゚)ξ「いいの?ブン子の料理っておいしいから楽しみだわぁ!」

川 ゚ -゚)「何だ、一ヶ月毎にお祝いしてんのか?」

(;'A`)「ブン子とだからな!あのクリーチャーとじゃないからな!?」



.

214 :名も無きAAのようです :2015/07/22(水) 13:59:39 ID:EOhm.Y4w0
ζ * ´)3(` )ζ「どうぞ召し上がれだぼ」コトン…

(*'A`)「…………」

ξ*゚⊿゚)ξ「わあ、相変わらず料理上手ねブン子は」

川*゚ -゚)「肉じゃが、鮭のホイル焼き、出汁巻き玉子、ほうれん草のおひたし、それから白飯に厚揚げと大根の味噌汁か。これはおいしそうだな」

ζ * ´)3(` )ζ「ありがちなメニューだけど、先月の記念日が洋食だったから今日は和食にしてみたんだぼ……」モジモジ…

(;'A`)そ ハッ…!

(;'A`)「た……食べてみないと分からないからな!?おいお前!ブン子はなあ、めちゃくちゃ料理上手なんだよ!プロかってくらいにな!お前なんかがブン子になりすませると思うなよ!?」

ζ ;*////)3(////)ζ「……ぼっ」カァァァッ

(;'A`)(何でそこで照れるんだよ、このクリーチャーは!?)

ξ*゚⊿゚)ξ「そんな事より早く食べましょうよ!冷めちゃうわ」

川*゚ -゚)「そうだな、それじゃ…………」



     「「「「いただきます」」」」

215 :名も無きAAのようです :2015/07/22(水) 14:01:50 ID:EOhm.Y4w0
川*゚ -゚)「ほう。このホイル焼き、椎茸と舞茸とマッシュポテトが入ってるのか」

ζ * ´)3(` )ζ「そうするとポテトに茸の出汁と鮭の溶け出した脂がしみ込んでおいしいんだぼ。あとは最後に上からチーズをかけて焼いてみたぼ!」

ξ*゚⊿゚)ξ「肉じゃがもおいしそうね……ちゃんと面取してあるから煮崩れもしてないわ」

ζ * ´)3(` )ζ「肉は塩麹に漬けた後、野菜を煮込み終えてから軽くフライパンで炒めて最後に混ぜるだけだぼ。そうするとお肉が柔らかいまま食べられるんだぼ!」

(*'A`)(ブン子の作る飯だ……愛情溢れるブン子の…………って事はやっぱりあのオークがブン子か?)

(;-A-)(いやいや。流されるな、俺。食べてみなきゃ分からないんだから……)パク

ξ*゚⊿゚)ξパク

川*゚ -゚) ハムッ




('A`)(…………っ!)

ξ゚⊿゚)ξ(こ……)

川 ゚ -゚)(これは……)

216 :名も無きAAのようです :2015/07/22(水) 14:02:48 ID:EOhm.Y4w0
(; A )(ま……)

ξ; ⊿ )ξ(まずい…………っていうか)

川; - )(しょっぱ過ぎるだろ……!)



(; A )「みっ……水!」ゴクゴクゴク

ξ; ⊿ )ξ「わ、私も……」ゴクンゴクン

川; - )「……っ、ぐっ……げぼっ…………!」

ζ ; ´)3(` )ζ「ど、どうしたんだぼ皆?ひょっとして口に合わなかったのかぼ?」

ξ; ⊿ )ξ「ぶ、ブン子……これは何でこんなにしょっぱいの?はっきり言って塩そのものよ……」

三三ζ ; ´)3(` )ζそ「ぼっ!?今日は暑いから濃いめの味付けがいいかと思って…………わ、私お茶を淹れてくるぼ!」ドスンドスンドスン

川 ゚ -゚)「微妙に床がへこんでるぞおい」

('A`)「これで分かっただろ、ツン。あのオークは俺の嫁のブン子じゃねえんだよ」

ξ;゚⊿゚)ξ「そ、そりゃ料理はちょっとあれだったけど……でも!」

(#'A`)「まだ言うか!」

217 :名も無きAAのようです :2015/07/22(水) 14:03:42 ID:EOhm.Y4w0
ζ ; ´)3(` )ζ「あ、あの……お茶持ってきたぼ」コト…

ξ;゚⊿゚)ξ「え、ええ。ありがとうブン子。いい香りね」

川 ゚ -゚)「塩は入ってないよな?」

(#'A`)「くそっ、ブン子はどこ行ったんだ……まさかあの化け物に喰われ……っ!」ズズッ



('A`)



(;'A`)(この味……この香り……これはブン子が淹れるお茶だ!間違いない!……じゃあやっぱり)チラッ

ζ ; ´)3(` )ζ「ドックン、ごめんだぼ。今日は大切な三ヶ月記念日だから気合いを入れたつもりが、こんな事に……。大好きなドックンのために頑張ろうと思ったのに、私……私は……」シュン…

(*'A`)「っ!」キュンッ

(*'A`)(可愛い……)

(;*'A`)(俺は…………俺は馬鹿だ!今までブン子の何を見てたっていうんだ!!ちょっと太ったくらいで愛しい嫁が分からなくなるなんて、俺って奴は……!)

('A`)「ブン子!」ギュッ

ζ *////)3(////)ζ「ふぇっ!?ど、ドックン!?」

(*-A-)「ごめんな、ブン子!俺、最低だったよな!ちょっとお前が丸くなったくらいであんな酷い事言って……許してくれブン子!」ギュウウウウ

ζ *////)3(////)ζ「やっ……やだやだ!お姉ちゃん達の前で!恥ずかしいよぅ!」

(*-A-)「腹に手が回せなくったって、俺はお前を愛してる!俺の可愛い子ブタちゃん」

ζ *////)3(////)ζ「ばっ……バカ!知らないっ!」

川 ゚ -゚)「子ブタに謝れよ」

218 :名も無きAAのようです :2015/07/22(水) 14:05:19 ID:EOhm.Y4w0
ξ*゚ー゚)ξ「全く、見せつけてくれるわね!」

('A`)「悪かったな、ツンの言う事を疑ったりなんかして」

ξ*゚ー゚)ξ「いいのよ。それより、もうブン子を泣かせないでよね?」

(*'A`)「ああ!もう二度と泣かせたりなんかしないさ!鳴かせはするかもしれないけどな!」

ζ *////)3(////)ζ「きゃっ!?やだドックンの変態!!」

ξ*゚⊿゚)ξ「もう、そういうのは私達が帰ってからにしなさいよね!」




       「「「あはははははは!」」」









川 ゚ -゚)「もしかして私がおかしいのか?」

219 :名も無きAAのようです :2015/07/22(水) 14:06:05 ID:EOhm.Y4w0
ζ * ´)3(` )ζ「ぶふぅ……ほっとしたら何だかのどが渇いてきたぼ」ゴッキュゴッキュッ

川;゚ -゚)「おいブン子が飲んでるの醤油じゃないか!止めなくていいのかツン!?」

ξ゚⊿゚)ξ「あら本当。ダメよブン子、飲み過ぎは体に毒なんだから」

川;゚ -゚)「お酒の飲み過ぎ、みたいなノリの止め方はやめろよ!醤油だぞ!?下手したら死ぬぞ!!」

ζ * ´)3(` )ζ「クーちゃんったら心配性だぼwwwぶぼぼぼぼぼぼぼぼwwwww」

川;゚ -゚)「いや普通死ぬだろ!つーかお前の笑い声かそれ!?」

ξ゚⊿゚)ξ「何言ってんのよ、死ぬ訳ないじゃないw大袈裟ねぇwww」


※醤油を大量に飲むのは大変危険です。最悪の場合死に至ります。絶対に真似しないでください。


(;'A`)「でもちょっと塩分取り過ぎじゃないか?ブン子の料理はいつも塩分控えめなのに……」

ζ ; ´)3(` )ζ「んぼ……今日は何故か塩分が欲しくて堪らないんだぼ。暑いからかぼ?」

ξ;゚⊿゚)ξ「そうよね、何だかいつものブン子と違うみたい……」

川 ゚ -゚)「え、今更?」

220 :名も無きAAのようです :2015/07/22(水) 14:07:02 ID:EOhm.Y4w0
ξ;゚⊿゚)ξ「あら?……ブン子、あんた太ったんじゃないわよこれ!」

ζ ; ´)3(` )ζ「ぶ……ぶも?」

('A`)「じゃあ何なんだよ?」

ξ;゚⊿゚)ξ「これは…………浮腫よ!!」

(;'A`)「えええええ!?」

川 ゚ -゚)「ツン、お前は疲れてるんだ。今日はもう帰ろう。な?」

ξ;゚⊿゚)ξ「ブン子、あんた今日大量に水飲んだりしなかった?」

ζ ; ´)3(` )ζ「テレビでモデルさんが一日に2リットル水を飲むって言うから……」

川 ゚ -゚)「水飲んだらこんなに浮腫むのか恐ろしいな」

ζ ; ´)3(` )ζ「早く綺麗になりたくて、20リットル程……」

川 ゚ -゚)「よく生きてたなおい」


※水を過剰摂取すると水中毒になり危険です。ブン子の真似は絶対にしないでください。


ξ;゚⊿゚)ξ「なるほど、だからあんなに塩分を欲しがってたのね」

222 :名も無きAAのようです :2015/07/22(水) 14:07:57 ID:EOhm.Y4w0
ξ゚⊿゚)ξ「そうと分かれば元に戻すのは簡単だわ」

('A`)「どうするんだ?」

ξ゚⊿゚)ξ+「絞りましょう!」

川 ゚ -゚)「……誰でもいい、私はおかしくないと言ってくれ。頭がどうにかなりそうなんだ」

ξ゚⊿゚)ξ「ブン子は前にもこんな事があったのよ!あの時も絞れば治ったし、もっと早く気付けばよかったわね」

川 ゚ -゚)「こいつもう人間じゃないだろ」

(*'A`)「はははっ、確かにブン子は人間じゃない。俺だけのエンジェルだ!」

川 ゚ -゚)「お前単純に死ねよ」

(;'A`)「何でだよ!?」

ζ * ´)3(` )ζ「クーちゃん」

川;゚ -゚)そ「へっ?あっ、な……何だ?」

ζ * ´)3(` )ζ「巻き込んじゃってごめんだぼ。でも、心配して駆け付けて来てくれたんだぼね?ありがとうだぼ!」

川*゚ -゚)「ブン子……」キュンッ

223 :名も無きAAのようです :2015/07/22(水) 14:08:55 ID:EOhm.Y4w0
川*゚ -゚)(ブン子…………)


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


ζ(゚ー゚*ζ「クーちゃん!私、クーちゃんがお友達で本当によかったよ!クーちゃん大好き!」


ζ(/- //*ζ「クーちゃん、私ね鬱田先輩が好きなんだ……告白したいんだけど、どう思う?」




ζ*//ω//)ζ「クーちゃん聞いてほしいお!今日ドックンからプロポーズされたんだお!」キャッ


ζ*^ω^)ζ「いらっしゃいだおクーちゃん、ケーキ焼いて待ってたお!え?やだー、私はもう津出じゃなくて鬱田だお?」




ζ * ´)3(` )ζ「クーちゃん、ありがとうだぼ!」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


川*゚ー゚)「お前は昔から変わらないな(顔の向き以外)」フフッ

ζ * ´)3(` )ζ「クーちゃん?」

224 :名も無きAAのようです :2015/07/22(水) 14:09:39 ID:EOhm.Y4w0
川 ゚ -゚)(私は今まで、あまりにもくだらない常識に囚われすぎていたのかもしれない……)


ξ゚⊿゚)ξ「ブン子、前やったみたいに体を絞るのよ!出来るわね?」


川 ゚ -゚)(あいつらがおかしいんじゃない。私がおかしかったんだ!)


ζ * ´)3(` )ζ「ぼ!出来るぼ!」


川 ゚ -゚)(もうクールだなんて名乗れないな。これからはちょっとだけ変な私も受け入れて……そうだ、くるうと名乗ろう!)


('A`)「大丈夫かブン子?苦しかったら無理するなよ?」

ζ * ´)3(` )ζ「大丈夫だぼ!ドックンが傍に居てくれれば……」

(*'∀`)「当たり前だろ!」

ξ゚⊿゚)ξ「はいはい、ごちそうさま。それじゃあ始めるわよ!」

ζ * `)3(´ )ζ「ぼっ!」

ξ゚⊿゚)ξ「せーのっ!」

225 :名も無きAAのようです :2015/07/22(水) 14:10:31 ID:EOhm.Y4w0
(A`)愛は食卓を彩るようです1



   ビシャビシャビシャビシャッ!!



(*'A`)ξ*゚⊿゚)ξ川*゚ 々゚)「「「うぉおおおおおおおお!!!」」」





ζ ; ´)3(` )ζ「んぼ…………」ハァ…ハァ…



           ポンッ



.。:+゚*ζ*^ω^)ζ.。:+゚*「戻ったお!」

226 :名も無きAAのようです :2015/07/22(水) 14:11:13 ID:EOhm.Y4w0
(*'A`)「ブン子!!」

ζ*^ω^)ζ「ドックン!!」

(*'A`)「ブン子……俺はどんなお前も好きだけど、やっぱり愛されふんわりボディの超絶可愛いお前が一番好きだ!」

ζ*//ω//)ζ「も、もう!ドックンったら!」

(*'A`)「ブン子……」

ζ*//ω//)ζ「ドックン……」

川*゚ 々゚)「あっはっは!お前らイチャつくなら寝室に行けよ!じゃないとドクオの股間の三点セットを切り取るぞ!」

(;'A`)「おいおい、やめてくれよ!ブン子との子どもが出来なくなっちまうだろ?」

ξ゚⊿゚)ξ「それにしても随分テンション高くなったわね、クー?」

川*゚ 々゚)「ああ、常識に囚われた私はもういない!これから私の事はくるうと呼んでくれたまえ!くーるくるくるくるくるくるwwwwww」

ξ*゚ー゚)ξ「分かったわクー……いえ、くるう!今の飾らないあんた、私は好きよ?」

ζ*^ω^)ζ「お!やっぱり無理をしないで自分をそのまま愛する事が大切だおね!」

(;A;) イイハナシダナー

227 :名も無きAAのようです :2015/07/22(水) 14:12:49 ID:EOhm.Y4w0
(*'A`)「ブン子、三ヶ月記念日やり直そうか。ブン子の好きなケーキ買ってきたぞ」

ζ*^ω^)ζ「お!お姉ちゃんとクーちゃんも一緒に食べようお!」

ξ゚⊿゚)ξ「私達も?ケーキ足りなくなっちゃうんじゃないの?」

('A`)「大丈夫だ、ブン子のためにいつも15個くらい買ってきてるから」

ζ;*^ω^)ζそ「そ、そんなに食べないお!ドックンの意地悪!!」





    「「「「あははははははは!」」」」





.

228 :名も無きAAのようです :2015/07/22(水) 14:13:37 ID:EOhm.Y4w0
  「ドックン、ドックン起きるお!遅刻しちゃうお?」


(*-A-)「う……ん……」


 俺は毎朝、愛しいブン子の声で目を覚ます。瞼を開けばそこには嫁の可愛らしい顔。そして彼女の作った朝食のいい匂い。


ζ*^ω^)ζ「おはようだお、ドックン!朝ごはん出来てるお!」

(*'A`)「おはよう、ブン子。今日の朝食も楽しみだな」

ζ*^ω^)ζ「今日は銀鱈の西京焼きにしてみたお!それから豆腐とわかめのお味噌汁に……」


 料理上手で、白いフリルのエプロンがよく似合う世界一の嫁。


(*'A`)「ブン子……愛してるぞ」

三ζ*//ω//)ζ「どっ、ドックンの馬鹿!朝っぱら何言ってるんだお!」ドスドスドスドス…



(*'A`)「やれやれ、逃げちゃったか」



 俺は照れて台所に避難した愛するブン子を追うために、ゆっくりベッドから起き上がった。





('A`)愛は食卓を彩るようです 終わり







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